ヘアスタイルやヘアカラーを変えるだけで、気分もあがりますよね。
せっかくなら、自分の理想のスタイルにしたい!と思っている女性も多いのではないでしょうか?でも…
ブリーチでハイトーンのカラーにしたいし、クセ毛がひどいから縮毛矯正もしたい!でも、どっちの施術も髪にはダメージが強いわよね?同時施術ってできるの?
と悩むことってありませんか?
ブリーチも縮毛矯正も、効果は絶大ですが、その分髪の毛にとってはリスクもあるのです。
ブリーチ毛×縮毛矯正をする際は、なるべく失敗を避けるためにも、押さえておくべき注意点があるのよ。今日はそこを詳しく説明してくわ。
ブリーチ毛×縮毛矯正をやりたいと思っている人は、是非この記事を参考にしてみて下さいね!
Contents
そもそも「ブリーチ」や「縮毛矯正」ってどんなものなの?
「ブリーチ」とは
ブリーチとは、ハイトーンにするために髪の色素を抜くカラーリング方法です。強い脱色効果があるため、ゴールドなどの明るい髪色や、ピンク系や青系といった個性的な髪色にしたいときに使います。
「縮毛矯正」とは
縮毛矯正とは、縮れた髪やくせの強い髪を直毛の状態で固定し、半永久的に直毛の状態を保つ技術です。薬剤で髪の結合を切断し、アイロンなどで熱を加えて真っ直ぐな状態にしてから、別の薬剤で髪を再び結合させ、真っ直ぐな髪をキープすることで完成します。
縮毛矯正には“酸性縮毛矯正”がある!
最近では、一般的なアルカリ剤を用いた縮毛矯正とは違い、弱酸性の薬剤を用いる事で髪の毛への負担を最小限に抑えながらクセを矯正する“酸性縮毛矯正”というサービスも出てきているんです!
アイロンによる熱処理を工夫する事で、ダメージを押さえながらでもしっかりとストレートにすることができるので、そこまでクセが強くない人や、髪が傷みやすい人などにもおすすめですよ。
ブリーチ毛×縮毛矯正での3つの注意点!「ビビリ毛」などの失敗を回避するためには?
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髪の毛への負担も分かってはいるけど、どうしてもブリーチ毛×縮毛矯正をやりたいときに、施術の順番など、気を付けたい注意点を大きく3つに分けてご紹介します。
注意点①美容室選び
どんな施術にも言えますが、美容室選びはとても大切になってきます。
ブリーチ毛×縮毛矯正を行いたいときは、次のことに注意をしながら美容室を選ぶようにすると良いですよ。
- 薬剤があるかどうか
- 薬剤知識を持っている美容師がいるかどうか
- 施術経験があるかどうか
薬剤があるかどうか
まずは、パーマや縮毛矯正を売りにしているお店を探してみましょう。そのようなお店は、ブリーチ毛にも対応できるスペックの薬剤を置いている可能性が高いです。
薬剤知識を持っているかどうか
ブリーチ毛に縮毛矯正を行う際は、薬剤の知識が豊富で、コントロールする技術が必要になります。
同じ美容室の中にも薬剤コントロールができる美容師さんと、そうでない美容師さんがいるため、行きたいお店が決まったら、その中の縮毛矯正が得意なひとを指名するようにしましょう。
施術経験があるかどうか
知識と同じように、経験も大切。
そこで、SNSなどで美容師さんの実績や直近の施術例などをチェックしてみるのもおすすめです。
もちろん、お店に連絡して直接聞いてもOKですよ。
注意点②施術履歴の伝え方
美容師さんに施術履歴を伝える際は、失敗の可能性を下げるためにも、施術履歴はなるべく詳細に正確に伝えるようにしましょう。伝えた方が良い内容をまとめてみたので、参考にしてみてくださいね。
- 最後にブリーチをしたのは何時か
- 何回ブリーチをしているか
- ブリーチ後のカラー履歴(明るくした・暗くした)はあるか
また、明るさがMAXの時の全体の写真があれば、見せるようにしましょう。
正確に伝えれば伝える程、失敗の確率は下がっていくと思ってて良いですよ。
注意点③髪の毛のダメージ状態
どんなにやりたいと思っている施術でも、髪の毛のダメージがひどい場合、美容師さんから断られる可能性が高くなります。
そこで、自分の髪の毛の状態をきちんとチェックしてみましょう。
- 指通りが悪い・通らない
- 髪の毛を濡らすとテロンテロンに伸びる
- 切れて断毛している箇所がある
このような場合は、施術自体を断られてしまうことが多いので、まずはダメージをしっかりと回復させる必要があります。
ダメージが酷いのに無理に施術を行ってしまうと、髪の毛がチリチリになる「ビビリ毛」などの失敗に繋がってしまうので、注意が必要です!
ブリーチと縮毛矯正は同時に出来る?施術の順番や期間は?
ブリーチ毛×縮毛矯正は、同時(重ねて)に行うことは基本的にできません。どちらの施術も髪の毛への負担が大きいため、ほとんどの美容室・美容師が同時に施術することはしません。
では、ブリーチと縮毛矯正、どちらが先でどのくらいの期間を空けるのが良いのでしょうか?
施術の順番は「縮毛矯正→ブリーチ」がおすすめ
ブリーチ毛と縮毛矯正を両方やりたい人におすすめのなのは、まずは縮毛矯正をおこなってから間を空けてブリーチを行う順番です。
縮毛矯正の薬剤を選定する際に癖の強弱や髪質に加え、髪の傷み具合も大切な指標の一つになっています。ブリーチを行っている髪の毛はダメージが大きく、使用できる薬剤の幅が狭まり難易度が上がってしまうからです。
また、縮毛矯正を先に行うことで、内巻きにデザインしたり綺麗に真っ直ぐ伸ばしたりできるという点からも、「縮毛矯正→ブリーチ」の順番が良いと言えるのです。
理想は縮毛矯正から最低1週間〜10日空ける
縮毛矯正から、次にブリーチを行うまでには最低でも1週間~10日、間を空けるのが理想です。髪の毛のダメージが大きいほど、狙った色味をキレイに出すことが難しくなってしまうからです。
ブリーチ毛×縮毛矯正での失敗例は?「ビビリ毛」対策はできる?
ブリーチ毛×縮毛矯正の注意点は良く理解できたと思いますが、それでもダメージのある施術なので、失敗のリスクもゼロとは言えないの。
リスクについてもきちんと理解しておけば、ヘアスタイルを決める時や施術を迷っている時の参考にもなるわよね。しっかり覚えておきましょう!
超ハイダメージ(ビビリ毛)の危険性
激しいダメージを受けることで、まっすぐな髪がチリチリになって髪のツヤもなくなってしまう「ビビリ毛」と呼ばれる状態になってしまう可能性があります。
ブリーチ毛×縮毛矯正は、どちらもダメージが大きい施術なので、もともとの髪の状態などによっては、ビビリ毛になる危険性大です。
ビビリ毛は、一度なってしまうと美容室でも元の状態に戻すことはできません。
傷んだ部分を切り、また健康的に伸びるのを待つことしかできないという厄介なものなのです。
ビビリ毛への対策
では、このビビリ毛にならないためにできる対策はあるのでしょうか?まずは、日頃から次のことに気を付けるようにしましょう。常にダメージを蓄積させないように意識することが大切です。
- ダメージレスや髪質改善が得意な美容室に通う
美容室によって、ダメージレスな薬剤を積極的に取り入れているなど、髪質改善が得意なお店があります。
また、髪ダメージの遍歴をきちんと美容師さんに伝えるなどしておくと良いですよ。 - 日々のヘアケアを丁寧に行う
髪のダメージに合わせたシャンプーを使う、高保湿トリートメントを使うなど、自宅で出来るヘアケアも丁寧に行うようにしましょう。毎日繰り返し行うことで、ビビリ毛の予防対策になりますよ。 - 同じ部分に何度も施術を重ねない
カラーやパーマなど、同じ部分にダメージの強い施術は繰り返さないようにしましょう。その部分だけ傷んでしまうことに繋がってしまいます。
傷み過ぎて縮毛矯正・ブリーチが出来ない可能性
ブリーチ毛×縮毛矯正を両方やりたいと思っても、髪の毛が傷み過ぎていてそもそも施術が出来ない(断られる)場合があります。
多くの美容室では、ブリーチ毛に縮毛矯正をかけることはしません。
また、無理やりやることでやはりビビリ毛や断毛のリスクが出るほど傷んでいるなど、美容師さんが「これ以上ブリーチを重ねたら髪がボロボロになってしまう」と判断した場合、ブリーチも施術を断られることがあります。
☑美容師に相談
☑おすすめの順番・期間を守る
☑日頃からヘアケアを徹底しておく
など、計画的に行うようにしましょう。
ブリーチ毛×縮毛矯正は「ビビリ毛対策」や「施術順番」が大切!注意点を守って楽しもう!
さて、今回は「ブリーチ毛×縮毛矯正」という禁断の組み合わせとも思われがちな施術について、注意点やリスク、対策などをまとめてお届けしてきました。
カラー剤では出すことのできないハイトーンのカラーや、ちょっぴり個性的でおしゃれなカラーを出すために、ブリーチは必須!という人も増えていますよね。
さらに、憧れの真っ直ぐに伸びるストレートヘアに近づくために縮毛矯正も欠かせない…と言う人も多いですよね。
どちらも髪の毛へのダメージが大きいということは認識されていると思いますが、それでもどうしても両方やりたい!という人は、しっかりと注意点を覚えておきましょう。
●美容師さんの経験や施術実績もチェックしてみましょう。
●過去の施術履歴を正確に、細かく伝えるように心掛けましょう。
●施術は、「縮毛矯正→ブリーチ」の順に行い、最低でも1週間~10日間を空けるようにしましょう。
これらのポイントをしっかりと押さえたうえで、自分の髪の毛の状態などを把握して、信頼できる美容師さんと相談しながら施術を行うことが出来れば、「ブリーチ毛×縮毛矯正」で理想のヘアスタイルを楽しむことが叶います!
髪の毛のダメージが激しい時に、無理して行ってしまうと、「ビビリ毛」になってしまう場合もあります。
おしゃれの為にブリーチしすぎたり、縮毛矯正などをやり過ぎて健康な髪の毛を失ってしまうのは悲しいですよね。
ですので、頻度や程度を考えながらおしゃれを楽しんでくださいね。
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