縮毛矯正や酸熱トリートメントは美容院でも人気の施術ですが、その違いがよく分からなくてどちらをすればいいのか分からない人もいます。
特に酸熱トリートメントは比較的新しい技術のため、まだ世間に広く浸透していないのが現状です。
そのため、どんな施術なのかはっきり分からないまま施術を受ける人もいます。
しかし、酸熱トリートメントも縮毛矯正もそれぞれに違いのある施術のため性質をよく知らないまま受けるのはおすすめ出来ません。
そこで今回は縮毛矯正と酸熱トリートメントの違いや相性、併用時の注意ポイントなどをまとめてくわしく解説します。
Contents
【同時にできる?間隔は?】縮毛矯正と酸熱トリートメントの違いは?相性や併用する場合のポイントを解説
縮毛矯正と酸熱トリートメントの違いや相性、併用時のポイントについてくわしく説明します。
縮毛矯正と酸熱トリートメントの違いは?
そもそも縮毛矯正と酸熱トリートメントは全く別の施術です。
縮毛矯正は薬剤と熱を利用して髪のくせを取り、ストレートヘアにしてくれる施術になります。
薬剤の力だけで髪をまっすぐにするストレートパーマとは違い、縮毛矯正はヘアアイロンの熱を利用するため髪へのダメージが大きいのがデメリットです。
ただし、強いくせでも半永久的にストレートにできます。
半永久的にストレートにできるのですが、新しく伸びてきた髪はくせ毛のままなので定期的なメンテナンスが必要です。
酸熱トリートメントは酸性の特殊な薬剤と熱を利用して、髪の内側にアプローチしつつ髪の主成分であるタンパク質の結合をより強固にする施術です。
髪の表面にトリートメントを付けただけでは、髪内部まで薬剤は届きません。
酸熱トリートメントはヘアアイロンの熱を利用し、脱水縮合させることでしっかり髪のタンパク質を結合させます。
髪のくせを伸ばす縮毛矯正とは違い、酸熱トリートメントは髪内部のダメージケアが目的です。
また、酸熱トリートメントは継続して受けることで効果を発揮しやすい施術になります。
2つの施術の相性は?併用してかけられる?
2つの施術は併用してかけることは可能です。
縮毛矯正は薬剤と熱によって髪に大きなダメージがかかります。
そのため、傷んだ髪にかけられなかったり施術後に髪が傷むのがデメリットです。
酸熱トリートメントは髪内部から、スカスカになったダメージヘアにアプローチしてくれる施術です。
縮毛矯正のダメージを感じにくくなり、施術によるパサつきを軽減してくれる効果もあります。
また、縮毛矯正は定期的にメンテナンスが必要な施術ですが酸熱トリートメントと併用することで髪にダメージが蓄積しにくくなります。
縮毛矯正と酸熱トリートメントを併用する時のポイントは?
縮毛矯正と酸熱トリートメントは別のアプローチから、綺麗な艶髪を目指す施術です。
施術の違いとしては、縮毛矯正はストレートヘアにする施術ですが酸熱トリートメントは髪を伸ばす施術ではありません。
ただし、酸熱トリートメントはヘアアイロンの熱と薬剤を使用するため通常のトリートメントとは違います。
髪質によっては髪に負荷がかかり、続けて縮毛矯正をかけるとダメージヘアになる事もあります。
そのため、酸熱トリートメント後は髪の状態を見ながら美容師さんと相談して縮毛矯正をかけるようにしましょう。
酸熱トリートメントの後に縮毛矯正できる?どっちを先にするのがおすすめ?
酸熱トリートメントと縮毛矯正の順番についてくわしく説明します。
縮毛矯正と酸熱トリートメントはどちらが先?
どちらが先でもよいのですが、酸熱トリートメントを先にして髪の状態を整えてあげるのがおすすめです。
酸熱トリートメントは基本的に何度か繰り返すことで、効果を感じやすい施術になります。
4回以上繰り返している場合、酸熱トリートメントの酸を弱めます。
そのため、酸が強めの薬剤を使用している間は髪の状態を見つつ縮毛矯正をかけるようにするのがおすすめです。
併用して縮毛矯正と酸熱トリートメントを行う場合は期間を空けること
上記で説明したように、酸熱トリートメントは初回から3回目くらいまでは酸の強い薬剤を使用します。
そのため、髪の状態が落ち着くまで期間を空けるのがおすすめです。
期間としては、2、3ヶ月空けると失敗しにくくなります。
感覚としては酸熱トリートメントと縮毛矯正を交互にやるイメージです。
酸熱トリートメントと縮毛矯正の薬剤自体の相性は悪い?
酸熱トリートメントと縮毛矯正は酸性とアルカリ性の薬剤になるので、性質としては真逆になります。
相性が悪いというよりも、性質が逆になるので髪に負担がかかる可能性があります。
そのため、なるべく期間を空けて髪の状態が落ち着いてから次の施術をするようにしましょう。
また、どちらも高い技術が必要な施術のため美容院選びには慎重になりましょう。
縮毛矯正と酸熱トリートメントは別メニューです!併用する時は注意しよう
縮毛矯正と酸熱トリートメントはどちらも髪を扱いやすくする施術ですが、効果はそれぞれ違ってきます。
そのため、2つの施術の性質も違ってくるため併用時は注意ポイントをおさえておく必要があります。
施術の効果だけ見てみると、併用すれば両方の欠点を補えるのですが薬剤は酸性とアルカリ性で相性が良くありません。
併用時はなるべく間隔を空け、お互いの薬剤が邪魔しあわないようにすることも大切です。
それぞれの施術の良さを活かし、さらに綺麗なストレートヘアを目指しましょう。
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