サロンで縮毛矯正をかけてもらうと、くせ毛がまっすぐに伸びてきれいなストレートヘアになりますよね。
広がらずにしっとりまとまり扱いやすくなった髪は、ヘアセットをするとさらに洗練された雰囲気になります。
ストレートヘアもいいのですが、ツヤのあるまっすぐな髪をカールして巻き髪にしたい人もいますよね。
では、縮毛矯正をかけた後に巻き髪を作ってもいいのでしょうか?
巻き髪にする際には、どうすればきれいにセットできるのかも知りたいですよね。
やり方だけでなく、傷みやすい縮毛矯正の髪をセットするときには、注意点も抑えておかなければいけません。
また、巻き髪にセットしたときにどんなスタイリング剤を使ったらいいのか、具体的に知りたい人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、縮毛矯正後にきれいな巻き髪を作りたいときのやり方や注意点、おすすめのスタイリング剤5選などをまとめて紹介します。
Contents
そもそも縮毛矯正した髪を巻き髪にできるの?注意点を解説
縮毛矯正した髪を巻き髪にできるのか、注意点とあわせてくわしく説明します。
アイロンなどを使って巻き髪にしたい!縮毛矯正をかけててもセットできる?
縮毛矯正はサロンメニューの中でも髪に負担がかかることもあり、当日にヘアセットをするのはおすすめできません。
こちらのような巻き髪にするためにはコテやアイロンなど、熱を利用することが多いため、より髪に負担がかかります。
当日に巻き髪にするのは避けた方がいいのですが、翌日からは通常通りセットしても大丈夫です。
ただし、髪が繊細な状態になっているのは変わらないので、巻き髪を作るときには髪ができるだけ傷まないようにするのが大切です。
縮毛矯正をかけてから巻き髪にするときの注意点とは
翌日からは通常通り縮毛矯正をかけた髪を巻けますが、アイロンやコテを使用するときに髪を熱しすぎないようにしましょう。
熱ダメージは髪を傷めやすく、蓄積したダメージが急に髪の表面に出てくることもあります。
髪を傷めないようにコテやアイロンを低温にセットしたり、ブローの際には熱風を長時間同じ部分に当てないようにするなど工夫が必要です。
また、熱ダメージや紫外線によるダメージを防げるヘアオイルやスタイリング剤を使用するのもおすすめです。
カーラーだと難しい?縮毛矯正後に巻き髪を作るときのおすすめなやり方とは
縮毛矯正後に巻き髪を作るときのおすすめなやり方について、くわしく説明します。
施術前と後の違いは?縮毛矯正後に巻き髪を作るときのやり方を解説
縮毛矯正後に巻き髪を作るときの簡単な手順は次の通りです。
- 髪を濡らしてクシで梳かす
- 上から下に向かってブロー
- 髪が乾いたらヘアオイルやスタイリング剤を髪につける
- コテを低温に設定する
- 髪を巻く
- カールをほぐす
- ムースなどを使用するときは巻いてからスタイリング剤をつける
- 髪型全体を整えて完成
以上が基本的な手順ですが、使用するスタイリング剤によって手順が変わってきます。
巻いた後に付けるタイプのスタイリング剤を使用する場合には、巻く前に付けて髪を保護できるヘアオイルと併用してセットするのがおすすめです。
髪質によってヘアセットのしやすさは変わる!自分に合った方法を見つけるのが大切
縮毛矯正をかけてからこちらのような巻き髪を作る場合、ヘアセットの仕方やコツが若干変わります。
巻く際に使用する道具としてはコテがおすすめですが、ホットカーラーやカールブラシでも巻くことはできます。
巻きやすさは髪質によって変わってくるため、自分に合ったものを使用するのが大切です。
とくに縮毛矯正をかけて少し硬くなった髪だと、巻いた後にカールが緩みやすくなることもあるので注意しましょう。
ヘアアイロンを使って縮毛矯正した髪を巻き髪にするときのコツを解説
縮毛矯正をかけた髪をヘアアイロンを使って巻き髪にするときのコツを、くわしく説明します。
縮毛矯正をかけた髪をヘアアイロンで巻き髪にするときのコツとは
ヘアアイロンを使って縮毛矯正後に巻き髪を作る場合、巻きにくいことがあります。
縮毛矯正は髪を薬剤と熱でまっすぐな状態に固定する施術ですが、この時に髪が若干固くなることが多いです。
ピンとまっすぐな髪は曲がりにくく、巻き髪を作ってもすぐに取れてしまうこともあるので注意しましょう。
とくにくせが強めだと、薬剤を強めにしてしっかり固定していることがあるので、巻き髪を作ってもとれないようにセットするのが大切です。
髪型をキープできるスタイリング剤を使うのがおすすめなのですが、カールをキープするときにパリパリに固まることもあります。
スタイリング剤によってダメージヘアになることもあるので、スタイリング剤を選ぶときには毛先が乾燥しにくくてパリパリに固まらないものがおすすめです。
スタイリング剤ごとに仕上がりが変わってくるため、とくにセットしたときの質感をチェックしておくのが大切です。
ナチュラルでふんわりした巻き髪にしたいのか、ツヤのあるウェットな仕上がりにしたいのか、目指すイメージに合わせてスタイリング剤を選びましょう。
ヘアアイロンを縮毛矯正をかけた髪に使うときには注意点も!
縮毛矯正をかけた髪にヘアアイロンを使う際、注意したいのが熱ダメージです。
基本的には低温に設定してアイロンやコテを使用するのがおすすめで、何度も同じ部分の毛束を巻かないようにしましょう。
ただし、一度で巻こうとして髪を長時間熱すると傷みやすくなるため、適度な回数で適度な時間使用するのが大切です。
また、ヘアアイロンでセットする前に熱ダメージを軽減できるヘアオイルやスタイリング剤を使用するのもおすすめです。
ヘアセット後はしっかり髪をケアして、きれいなストレートヘアを保ちましょう。
縮毛矯正後に巻き髪にセットしたときのヘアケア方法とは
コテやアイロンを使用して髪を巻き髪にすると、どれだけ気をつけても髪に負担がかかります。
きれいなストレートヘアを保つためには、できる限り縮毛矯正をかけた髪を傷めないようにしなければいけません。
そのためには、シャンプーやトリートメントを利用して毎日ヘアケアするのがおすすめです。
傷んだ髪がこれ以上傷まないように、毛先を中心に保湿・補修しましょう。
縮毛矯正をかけた髪はキューティクルが開きやすく、髪が乾燥しがちになっています。
潤いをキープできるように、洗い流さないトリートメントでしっかり保湿しましょう。
髪を巻き髪にすると縮毛矯正が取れることってある?注意したいこととは
巻き髪にしたら縮毛矯正が取れることがあるのか、注意点についてくわしく説明します。
巻き髪にしても縮毛矯正は取れない!ただし注意点もあり
こちらの髪にかけているような縮毛矯正は一度かけると、かけた部分の髪が半永久的にストレートヘアになります。
新しく髪が伸びてきたらかけ直す必要がありますが、巻き髪にセットしても縮毛矯正が取れることはありません。
ただし、コテやアイロンでセットするたびに巻いた部分の髪にダメージが蓄積し、ダメージヘアになる可能性はあります。
ダメージヘアになると髪が乾燥したり、手触りが悪くなり、広がりやすくまとまらない髪型になるので注意が必要です。
髪が熱で傷まないように工夫したり、ヘアセット後のヘアケアに気を使いましょう。
縮毛矯正をかけて巻き髪にしづらくなったときの対処法とは
まれに縮毛矯正をかけると髪が硬くなり、巻き髪にしづらくなることもあります。
その場合には、スタイリング剤を上手く利用して髪型をキープしましょう。
巻き髪で目指す仕上がりにもよりますが、少しキープ力が強めのスタイリング剤を使うと、カールがへたらずに保ちやすくなります。
ただし、しっかり髪をキープしようとすると、目指すイメージよりもパリッとした仕上がりになったり、エッジの利いたカールになりやすいので注意しましょう。
巻き髪をキープしたい!縮毛矯正した髪におすすめのスタイリング剤5選を紹介
縮毛矯正をした髪におすすめのスタイリング剤5選を紹介します。
負担をかけずに巻き髪をふんわりキープ「サラ 巻き髪カーラーウォーター」
こちらは巻き髪をキープしやすくなるカーラーウォーターで、自然な柔らかい仕上がりになるのが特徴です。
がちがちに髪を固めるわけではないのですが、ヘアオイルよりもキープ力があります。
また、美容トリートメントが配合されているので、縮毛矯正で傷んだ髪をヘアセットのたびに保湿・保護できます。
ほかにも、ヒートケア・キューティクルケア成分が入っているので、アイロンやホットカーラーの熱からも髪を守ってくれるのが特徴です。
使用するときには巻きたい毛束に髪がしっとりするくらい噴射してから、コテやホットカラーで巻いていきましょう。
巻いた後は手ぐしで少しほぐし、好きな強さの巻き髪に整えて完成です。
つけすぎると髪がパリパリになるので、使用量には注意しましょう。
熱ダメージから髪を守る!「プロスタイル フワリエ ヒートプロテクトアレンジスプレー」
こちらのスタイリング剤は名前の通り、熱ダメージを防ぐ効果が期待できる商品です。
180℃以上の王熱ダメージもブロックしてくれるのが特徴で、このスプレーを使用してスタイリングをすると1日髪型をキープできます。
高温でセットしても髪を守ってくれるのが特徴ですが、縮毛矯正をかけている髪に使用するときはきちんとコテやアイロンを低温に設定してから使用しましょう。
アルガンオイルが配合されているため、パサつくことなく巻き髪をキープできます。
ほかにも、湿気コントロール効果、UVカットなどの効果も期待できるので、試してみてください。
使用されているダメージ補修成分はアミノ酸系なのもポイントで、縮毛矯正後の髪でもなるべく傷めることなくヘアセットできます。
アレンジスタイルキープ成分も配合されていることもあり、ダメージヘアの進行を防ぎつつきれいな巻き髪を作りやすいのがポイントです。
巻き髪がしっとりまとまる!「ナカノ カールエックス グラマラス カール」
こちらはしっとりした使い心地が特徴のスタイリング剤で、毛先までしっかりまとまる巻き髪を作りたい人におすすめです。
とくに縮毛矯正で毛先が傷んでくると髪が広がりやすくなるため、その場合にはしっとりまとまりやすいスタイリング剤を使ってみてください。
ほどよく巻き髪をキープしてくれますが、髪がパリパリになりにくく、使い心地は軽いです。
ただし、使いすぎるとパリッとしやすくなるので使用量には注意しましょう。
適度に髪に塗布して馴染ませてから、コテで巻いてみてください。
髪型をキープしやすいだけでなく、縮毛矯正をかけていて少し硬くなった髪でもカールが作りやすくなります。
ゆるっとふんわりした巻き髪が好きな人は使ってみてください。
リッジ感や束感を作りたいときにおすすめ!「ナンバースリー DEUXERフォーム6」
こちらのスタイリング剤は、しっかり目に巻き髪を作りたい人におすすめの商品です。
立体感のあるウェーブや強めのウェーブをくっきり見せながら、しっかりカールをキープできます。
乾いた髪に揉みこんでカールの質感を出すタイプのため、巻き髪を作る前に使用しないようにしましょう。
コテで巻いたときのダメージが気になる人は、あわせて熱ダメージを防ぎやすいヘアオイルを使用するのがおすすめです。
ヘアオイルや軽めのスタイリング剤では作りにくい質感を作れるのが、こちらの商品の特徴です。
よりパーマスタイルっぽくセットしたいときには、こちらのフォームを使ってみてください。
濡れ感やツヤのある巻き髪にしたいときにおすすめ!「ナプラ N.スタイリングセラム」
こちらのスタイリング剤は、シアバターとボタニカルエキスが配合されているのが特徴で、髪を保湿しながらもツヤのあるしっとりしたスタイリング剤ができます。
ウェット、ドライ時の両方で使えるのもポイントで、ツヤのあるしっとりした巻き髪にしたいときには使ってみてください。
しっとりウェットな仕上がりになりますが、べたつきづらいのが特徴で、スタイリング剤を使うのが初めてな人でも扱いやすい商品になります。
重すぎず軽すぎないほどよい仕上がりにできるので、どれを使っていいのが分からないときにはこちらの商品を使ってみてください。
シアバターが縮毛矯正で傷んだ毛先をしっかり保護しつつ、巻き髪をほどよくキープしてくれます。
ただし、つけすぎるとべたつきが出てくるので、使用量には注意しましょう。
縮毛矯正後に巻き髪を作ったときはヘアケアに力を入れよう!
サロンで縮毛矯正をかけてもらった後、当日は巻き髪を含むヘアセットを控えましょう。
縮毛矯正をかけた髪は繊細な状態になっているので、1日くらいは髪の状態を落ち着かせて様子を見るためにもヘアセットやシャンプーをしないのがおすすめです。
翌日からは通常通り巻き髪にしてもいいのですが、髪が傷まないように注意しましょう。
アイロンを低温に設定してセットしたり、毛先が乾燥しにくいスタイリング剤を使うなど、工夫が必要です。
また、ヘアセット後にはしっかり髪を保湿・保護してケアしましょう。
シャンプーやトリートメントにこだわるのが手軽でおすすめで、髪のダメージがこれ以上進行しないような工夫が必要です。
ブロー前に洗い流さないトリートメントを使うと、熱ダメージを防ぎやすくなるので試してみてください。
今回解説したことを参考に、縮毛矯正後にきれいな巻き髪を作ってみましょう。
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