サロンで縮毛矯正をかけるとくせ毛をストレートヘアにできますが、どうやってくせ毛を伸ばしているのでしょうか。
くせ毛を伸ばす工程を知っておけば、縮毛矯正を受けるときにも安心感がありますよね。
それだけではなく、縮毛矯正のかけ方を知っていればセルフでもかけられると思う人もいるのではないでしょうか?
しかし、やり方を知っていてもセルフで縮毛矯正をかけるのはおすすめできません。
では、どうして縮毛矯正はセルフでかけるのがおすすめできないのでしょうか?
また、縮毛矯正をかけるやり方を知っておくメリットを踏まえて、失敗しないためのサロンを選ぶ方法も知りたいですよね。
そこで今回は、縮毛矯正の簡単なやり方や自宅でやるのが難しい理由、サロン選びのコツなどを合わせて解説します。
Contents
自宅だと難しい?縮毛矯正の基本的なやり方を簡単に解説
縮毛矯正の基本的なやり方について、簡単に説明します。
そもそも縮毛矯正ってどんな施術?特徴を解説
こちらのような縮毛矯正は、薬剤と熱を利用してくせ毛をまっすぐに伸ばす施術のことです。
薬剤で髪を柔らかくしてアイロンで伸ばし、別の薬剤で固定することで、頑固なくせ毛でもしっかり伸ばせます。
サロンメニューの中でも高い技術が必要なうえに時間がかかる施術のため、値段設定は少し割高です。
ただし、1度縮毛矯正をかけると、かけた部分の髪は上手くかけられていれば半永久的にストレートヘアのままです。
新しく髪が伸びてきた部分はくせ毛のままなのでかけ直さなければいけませんが、くせ毛で悩んでいる人は試してみてください。
基本的な縮毛矯正のかけ方の手順とは
こちらの髪にかけているような縮毛矯正の簡単な手順は、次の通りです。
- 髪を洗う
- 濡れた状態でくせ毛をチェック
- ブロー
- 1剤を塗布する
- 放置
- 1剤を洗い流してブロー
- ヘアアイロンで髪を伸ばしていく
- 2剤を塗布
- 放置
- 洗い流してブロー
- カットなど仕上げをして完成
以上が基本的な縮毛矯正の手順ですが、サロンごとにアイロンのかけ方などが若干変わることもあります。
また、化粧品登録の縮毛矯正だとアイロンをかけないこともあるのですが、そちらの施術は髪を伸ばす力が弱いです。
縮毛矯正は髪が乾いた状態だけではなく、濡れた状態でもくせ毛をチェックし、薬剤を選んだり、放置時間を変化させます。
カウンセリングが大切になるため、この工程がきちんとできていないと、失敗する可能性がアップします。
また、アイロンのかけ方によって仕上がりが変わってくるのですが、自然に仕上げてもらいたいときには、頭の形に合わせてストレートヘアにしてもらうのが大切です。
薬剤の選び方からくせ毛のチェックやアイロンのかけ方まで、丁寧な施術をしてくれるサロンを選ぶようにしましょう。
縮毛矯正をかけるのは難しい?その理由を解説
簡単な縮毛矯正の手順を解説しましたが、施術自体の難易度はサロンメニューの中でも高めです。
縮毛矯正は薬剤の力が強く、扱いを間違えるとビビリ毛などのダメージヘアになる可能性があります。
それだけではなく、くせ毛の診断を間違えるとくせが残ったり、きちんとストレートヘアにならないことも多いです。
アイロンのかけ方も難しく、不自然にまっすぐになったり、根元が折れた状態になるなど、失敗することもあります。
サロンによっては縮毛矯正が得意ではない場合もあるので、施術の予約をする際には注意しましょう。
メンズヘアの縮毛矯正と女性の縮毛矯正のやり方って変わる?注意点とは
縮毛矯正はメンズヘアにかけるときと女性の髪にかけるときにはやり方が変わるのか、注意点とあわせてくわしく説明します。
髪の長さが重要?縮毛矯正は男女でかけ方が変わるのか解説
こちらのような縮毛矯正のかけ方は、男女で特に変わりません。
ただし、髪型によってアイロンの替え方を変えることはあります。
縮毛矯正はカットと同時にやることが多く、施術後にカットをして髪型を仕上げます。
そのため、カットしたときのシルエットを考えながらアイロンをかけてストレートヘアにするのが大切です。
男性の場合はショートヘアのため、髪を強めにピンピンになるようなストレートヘアにすると、カットしたときにまとまりがなく見えることがあります。
カット時のシルエットを意識しながらストレートヘアにしてもらうことで、おしゃれで自然な髪型を作れます。
男性が縮毛矯正をかけるときの注意点は?
縮毛矯正は髪に負担がかかるため、施術後のヘアケアが大切です。
女性に比べて男性はショートヘアが多いこともあり、髪が傷みにくいのが特徴ですが、縮毛矯正後はしっかりヘアケアしましょう。
傷んだ髪はきれいなストレートヘアにしても、見栄えが悪くておしゃれに見えません。
ストレートヘアを活かすためにも、縮毛矯正後は髪をシャンプーやトリートメントで念入りに保湿・補修しましょう。
また、縮毛矯正はカットと一緒にすることが多いため、メンズメニューが得意なサロンを選ぶのも大切です。
サロンによっては男性の髪を扱いなれていないこともあるので、事前にサロンについて調べて男性客が多かったり、男性の髪を扱いなれている店舗を予約しましょう。
縮毛矯正をかけるときには自然に仕上げるのが大切!失敗しないためのポイントとは
サロンメニューの中でも失敗しやすいだけでなく、縮毛矯正は自然に仕上げるのも少し難しい施術です。
イメージよりもまっすぐになりすぎたり、予想よりも髪のボリュームがなくなってしまうなど、ストレートヘアの仕方によって髪型のシルエットは変わってきます。
とくにくせ毛でボリューム感のある髪型のときには気にならなったことが、ストレートヘアにすることで気になることもあるので注意しましょう。
縮毛矯正を自然に仕上げるためには、具体的な髪型を決めてから施術前に美容師さんに説明しておくのが大切です。
具体的なイメージを事前に伝えておくことで、髪型にあったストレートヘアを作ってもらいやすくなります。
また、縮毛矯正もカットも得意なサロンを選ぶのも大切です。
事前にサロンについて調べ、技術の高い店舗を探しておきましょう。
プロの美容師さんと違ってやり方を知っていてもセルフ縮毛矯正はおすすめできない!
縮毛矯正のやり方を知っていても、セルフでやるのはおすすめできない理由について、くわしく説明します。
セルフでかけると縮毛矯正は失敗しやすい?その理由とは
すでに説明した通り、縮毛矯正はサロンメニューの中でも難易度が高い施術です。
そのため、施術の手順を知っていても、きちんと練習していない素人だと失敗する可能性がとても高いです。
とくにくせ毛の状態をチェックするのは難しく、くせ毛に合わせた薬剤を選べなくてまったく薬剤の効果を得られないこともあるので注意しましょう。
縮毛矯正に失敗するケースには、ダメージヘアになるパターンとくせ毛をきちんと伸ばせないパターンに大きく分かれます。
髪にダメージが出てこなくても、くせ毛がしっかり伸ばせていないと、髪は効果を得られないのにダメージを負った状態になります。
知らないうちに髪を傷めている状態になり、気づいたらダメージヘアになっていることもあるので注意しましょう。
縮毛矯正をかけるときには、セルフではなくできるだけサロンを利用してプロにかけてもらうのがおすすめです。
きちんとストレートヘアにできても次回の施術で困ることも!
縮毛矯正をセルフでかけてストレートヘアにできたと思っても、実は施術がムラになっていることもあります。
薬剤の反応にムラがあると、その上からヘアカラーをしたときにダメージをきちんと診断できず、過剰に負荷がかかって失敗することもあるので注意が必要です。
また、施術に失敗してくせ毛がストレートヘアにならなかった場合、薬剤が反応しなかったと思ってもう一度かけたときにダメージヘアになることもあります。
もし、サロンでかけ直してもらうときにはセルフでかけたこともしっかり伝えましょう。
とくにヘアカラーやブリーチをしたいときには、絶対に伝えるようにしてください。
ブリーチは縮毛矯正と同じくらい強力な施術のため、セルフでかけたことを伝えないと、失敗して髪が溶けることもあるので注意が必要です。
縮毛矯正のやり方を知ることで美容室探しに活かせる!サロンを選ぶコツを解説
縮毛矯正のやり方を知ることで美容室探しに活かせる理由や、サロンを選ぶコツについてくわしく説明します。
やり方を知ってて意味ある?縮毛矯正の手順を知るメリットとは
縮毛矯正の手順を知っておくことで、施術の難しさや大切なポイントを理解しやすくなるのがメリットです。
アイロンのかけ方や薬剤の扱いが大切だと知っていれば、サロンの技術面について調べるときの参考にできますよね。
また、どんな薬剤を使っているのか、どんなことに気をつけているのかなど、サロンの特徴についても理解しやすくなります。
自分でかけるのは難しいのですが、縮毛矯正の手順や特徴を知っておくことで、サロン選びに役立てられます。
縮毛矯正で失敗しないためのサロン選びのコツを解説
サロンを選ぶときに大切なのが、縮毛矯正の技術が高い店舗を探すことです。
また、男性の場合はメンズヘアの扱いが上手いサロンを探すのも大切です。
最近は、SNSなどに実際に縮毛矯正をかけた髪型の画像や動画をアップしているサロンも多く、具体的な技術が分かりやすくなっています。
仕上がりの自然さやこだわっているポイント、得意な髪型などをチェックし、自分にあっているサロンを選びましょう。
施術のやり方とあわせて縮毛矯正のメリット・デメリットを抑えておこう!
サロンで縮毛矯正をかけてもらう場合、施術の簡単なやり方を知っておくだけでなく、メリット・デメリットを抑えておくのも大切です。
縮毛矯正はサロンメニューの中でも髪に負担がかかる施術のため、施術後の髪の扱いがとても重要になります。
髪に負担はかかりますが、頑固なくせ毛でもストレートヘアにできるのが縮毛矯正のいいところです。
いい面と悪い面を事前に知っておくことで、デメリットを最小限に抑えられるようになります。
また、縮毛矯正をきれいにかけてもらうためには、サロン選びがとても大切なポイントになります。
事前にサロンについてくわしく調べ、縮毛矯正が得意な店舗を選んで予約するのが大切です。
今回解説したことを参考に、縮毛矯正について検討してみてください。
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