くせ毛を縮毛矯正できれいなストレートヘアにしても、毛先をカールさせたり、パーマも楽しみたいときもありますよね。
縮毛矯正とデジタルパーマは同時にできるのか、気になったことはありませんか？
そもそもデジタルパーマや縮毛矯正は、どんな施術なのでしょうか？
2つの施術の特徴や期待できる効果、性質なども事前に知っておきたいですよね。
また、縮毛矯正とデジタルパーマを同時にしたい場合、どんなことに注意すればいいのでしょうか？
どのくらいの期間を空けて施術をすればいいのか、事前に抑えておかないと失敗にもつながります。
そこで今回は、縮毛矯正デジタルパーマの特徴や違い、2つの施術を行うときの注意点、施術を行うときに空ける期間などを併せて解説します。
Contents
そもそも縮毛矯正とデジタルパーマってどんな施術？違いは？
縮毛矯正とデジタルパーマはどんな施術なのか、くわしく説明します。
期待できる効果や特徴は？サロンメニューの縮毛矯正とは
こちらのような縮毛矯正は、くせ毛をストレートヘアにできる効果のある施術です。
薬剤と熱を利用してくせ毛を伸ばすのが特徴で、サロンメニューの中でも高い技術が必要な施術でもあります。
頑固なくせ毛でもきちんとかけられればストレートヘアにできるのが、縮毛矯正の大きなメリットです。
ただし、髪にかかる負担がサロンメニューの中でも大きく、失敗したときのリスクも高めです。
髪に負担がかかりすぎるとビビリ毛になるなど、ダメージヘアになる可能性もあるので注意しましょう。
また、サロンの技術によって仕上がりが変わってくるのも縮毛矯正の特徴です。
高い技術が必要な施術になるため、事前にナチュラルで綺麗なストレートヘアにしてくれるサロンを探して予約するのも大切です。
ふつうのパーマとの違いは？デジタルパーマの特徴を解説
こちらのようなデジタルパーマは、薬剤と熱を利用したパーマになります。
通常のパーマはコールドパーマと呼ばれ、薬剤のみを利用した施術です。
薬剤だけでなく熱を利用することで、コールドパーマよりもしっかりとしたカールを作れるのがデジタルパーマの大きな特徴です。
持ちもよく、くっきりしたカールを作れますが、その分ダメージが大きいのがデメリットになります。
デジタルパーマは形状記憶パーマとも呼ばれ、だいたい2～3ヶ月持ちます。
また、ゆるく巻いてもしっかり形がきれいに出るため、セットしなくてもパーマの形を普段から出したい人にはデジタルパーマがおすすめです。
性質は似てる？縮毛矯正とデジタルパーマの違いとは
縮毛矯正はストレートヘアにする施術で、デジタルパーマは髪をカールさせる施術です。
どちらかと言うと真逆な施術だと思われがちですが、実は2つの施術は似た性質を持っています。
両方とも熱と薬剤を利用する施術のため、相性はいいです。
縮毛矯正もデジタルパーマも基本的には使用する薬剤がアルカリ性で、髪を伸ばすか、カールさせるのかの違いがあります。
また、どちらの施術も薬剤と熱を利用することもあり、髪に大きな負担がかかります。
縮毛矯正の方が髪にかかる負担は大きいのですが、デジタルパーマも髪が傷みやすいので、かけるときには注意しましょう。
【ボブ・ミディアム】縮毛矯正とデジタルパーマを同時にしたい！注意点を解説
縮毛矯正とデジタルパーマは同時にできるのか、注意点についてくわしく説明します。
デジタルパーマって縮毛矯正と一緒にできるの？
アルカリ性の薬剤と熱を利用する2つの施術は、縮毛矯正とパーマのどちらもしたい人におすすめです。
施術の工程が似ていることもあり、縮毛矯正をかけていてもしっかりかけられるのがこちらのようなデジタルパーマです。
縮毛矯正と一緒にパーマをかけたい場合には、基本的にはコールドパーマではなくデジタルパーマになります。
髪をまっすぐにした状態からパーマをかけたいなら、髪全体ではなく毛先をワンカールさせる程度になりますが、しっかりかけられます。
縮毛矯正と一緒にできてもデジタルパーマをかけるときには注意点もある！
デジタルパーマは縮毛矯正をかけていてもかけられるのですが、髪の状態が良くないとダメージヘアになるので注意しましょう。
縮毛矯正もデジタルパーマも髪への負担が大きく、髪の状態によっては2つの施術を耐えられないこともあります。
また、髪全体にデジタルパーマをかけるなら、縮毛矯正なしでかけるのがおすすめです。
デジタルパーマは同じように熱と薬剤を利用し、カールの形状をしっかり作ってくれます。
縮毛矯正をいったんかけなくても、くせ毛にきちんとかかってくれるので、無駄に髪を傷めるよりもデジタルパーマだけで施術をした方が効率よくパーマヘアにできます。
デジタルパーマも縮毛矯正も髪に負担がかかる！サロン選びにも注意しよう
縮毛矯正とデジタルパーマはどちらも髪に負担がかかるうえに、高い技術が必要な施術です。
髪に負担がかかりすぎるとビビリ毛になったり、切れ毛や枝毛の原因にもなります。
施術に失敗しないように、サロン選びには注意しましょう。
事前にSNSや美容院の予約サイトなどをチェックし、両方の施術の実績があるのか、どのくらいの技術を持っているのか、調べておくのが大切です。
実際に施術を行った画像や動画を見てみたり、口コミを読んでみたりして、サロンの技術について大まかに把握してから予約をしましょう。
デジタルパーマと縮毛矯正をしたいときにはどのくらいの期間空けて施術をするべき？
2つの施術をしたいときにはどのくらいの期間を空けるべきなのか、くわしく説明します。
そもそもどうしてデジタルパーマと縮毛矯正は同日にできないの？
基本的には縮毛矯正とデジタルパーマを同日にするのは、あまりおすすめできません。
よほど技術が高くて施術のプロフェッショナルなら上手くできるかもしれませんが、同日に2つの施術を行うとダメージヘアになるリスクがあります。
とくに施術当日は髪が繊細な状態になっていて、2つ目の施術に耐えられないことが多いです。
施術の間隔を空けることで、当日に施術を行うよりも髪に負担をかけづらくなります。
ただし、どれだけ間隔を空けても髪に蓄積されたダメージがなくなるわけではありません。
とくにヘアカラーの履歴がある部分に縮毛矯正をしていたり、縮毛矯正後にヘアカラーをしている場合にはデジタルパーマをかけるのが難しくなることもあるので注意しましょう。
縮毛矯正とデジタルパーマをかけるときはどのくらいの期間を空ける？
基本的には2～3ヶ月は空けた方が、髪の状態が落ち着いてきちんとかけられるようになります。
最低でも2週間くらいは空けるのが目安ですが、空ける期間が短めだと、髪が傷むだけでなくパーマが取れやすくなるので注意しましょう。
とくに縮毛矯正もデジタルパーマも髪の形状を大きくかける施術になるため、一度にしてしまうと髪がボロボロな状態になってしまいます。
見た目にはきれいでも、内部はスカスカな状態でダメージを負っていることも多いので、注意しましょう。
縮毛矯正後にデジタルパーマでワンカール！同時にすると平均的な値段はどのくらい？
縮毛矯正とデジタルパーマをかけるときの値段について、くわしく説明します。
相場はどのくらい？2つの施術の平均的な値段とは
縮毛矯正が大体8,000円～15,000円前後で、これよりも安かったり、高かったりすることもあります。
デジタルパーマは大体15,000円～25,000円前後が相場になりますが、サロンによっては3～4万円くらいすることもあり、値段はピンキリです。
縮毛矯正とデジタルパーマを一緒にしたいときには、3万円～4万円くらいかかることになります。
コストがかかるため、予算を低めに設定している人は注意しましょう。
どちらの施術もリタッチが必要になるので、同じ髪型を保とうとすると、定期的に同じくらいの値段がかかることになる点も注意ポイントです。
縮毛矯正やデジタルパーマを受けるときは値段でサロンを選ぶのはおすすめできない？
2つの施術を一緒にするとコストがかかりますが、安いだけでサロンを選ぶのはおすすめできません。
安くてもいいサロンはたくさんありますが、値段だけでお店を選ぶと失敗するリスクが高くなります。
サロンを選ぶときには、きちんと技術面もチェックしてから予約するのが大切です。
縮毛矯正もデジタルパーマも髪に負担がかかる！セットメニューはおすすめできない
サロンメニューの中でも縮毛矯正は髪に負担のかかる施術ですが、デジタルパーマも髪に負担がかかるのは同じです。
一緒にかけることはできますが、髪の状態が良くないとできません。
デジタルパーマはコールドパーマよりも髪に負担がかかりやすいため、縮毛矯正と一緒にやりたいときには注意が必要です。
縮毛矯正とデジタルパーマのセットメニューがあっても、髪に負担がかかるため、あまりおすすめできません。
きちんと期間を空けてから、両方の施術を受けるのがおすすめです。
縮毛矯正をかけた後には、しっかりヘアケアをしてデジタルパーマをかけるときまでに、髪の状態をなるべく整えておきましょう。
今回解説したことを、縮毛矯正とデジタルパーマをかけるときの参考にしてみてください。
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