サロンで縮毛矯正をかけた後、ツヤツヤの髪になっても毛髪内は傷んだ状態になっています。
そんな時に寝癖がつくと、大丈夫なのか心配になりますよね。
縮毛矯正直後に寝癖がついたときは、放置せずに治した方がいいのでしょうか。
寝癖を下手に直したら、髪が傷んだりくせ毛に戻るのではないかと、心配になる人もいますよね。
そもそも寝癖がつくのはなぜなのか詳しく知っておけば、対策も取りやすくなります。
また、縮毛矯正をかけた髪に寝ぐせがついたときにどうやって対処したらいいのか、知りたい人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、縮毛矯正をかけた髪に寝ぐせがついたときの対処法や寝癖がつく原因、寝ぐせがつきにくくなる寝方などを徹底解説します。
Contents
当日は注意!縮毛矯正した日に寝癖がついたら放置しない方がいい理由とは
縮毛矯正した日に寝癖がついたら放置しない方がいい理由について、くわしく説明します。
寝癖がついたらダメ?縮毛矯正した当日は注意したほうがいい理由とは
こちらのような縮毛矯正はサロンメニューの中でも髪に負担のかかる施術のため、施術直後の髪の扱い方がとても大切です。
シャンプーやヘアセットを控えたり、なるべく髪の刺激になるようなことは避けた方がいいです。
しかし、寝ぐせは就寝時の無意識のうちについているため、気をつけていてもつくときにはつきます。
縮毛矯正した日に寝る時には、寝ぐせがついたらダメということはありませんが、できるだけつかないようにしたり、ついたときに髪を傷めないように注意しましょう。
とくに縮毛矯正をかけた当日は髪が繊細な状態になっているため、髪が傷まないように扱うのが大切になります。
寝癖がつかないようにするだけでなく、寝ぐせ直しで髪に負担がかからないようにしましょう。
そもそも縮毛矯正って寝癖がついたら取れるの?
こちらのような縮毛矯正をかけた髪は寝ぐせに注意はしなければいけませんが、ついたら取れなくなるわけではありません。
そのため、絶対に寝癖がつかないようにする必要はありません。
寝癖で髪が傷むこともあるため、寝ぐせがついたら髪をなるべく傷まないように直すのが大切です。
また、もし縮毛矯正をかけた後に寝癖がついて取れなくなったり、くせ毛に戻った場合には、施術自体が失敗だった可能性があります。
とくに寝癖を直すときにくせ毛に戻るケースは失敗している可能性が高いため、気づいた時点でなるべく早く美容院に相談しましょう。
くせ毛を縮毛矯正でまっすぐにするときには、アイロンの熱と薬剤を使用します。
薬剤が弱すぎたり、かかり方が弱いとくせ毛に戻ることもあるため、注意が必要です。
万が一くせ毛に戻ったときには、髪に負担はかかりますが、かけ直さない限り元には戻らないので注意しましょう。
縮毛矯正した髪は繊細な状態!寝癖がつくことで傷むことも
サロンで縮毛矯正をかけた後、翌日までが一番繊細な状態になっています。
翌日以降は普通にヘアセットもシャンプーのできるのですが、当日の就寝時についた寝癖を直すときにはまだまだ注意したほうがいいです。
寝癖がついても直せるのですが、就寝時の髪のくせは乾燥やヘアダメージも原因のひとつなので、放置しておくと傷むことがあります。
寝癖で髪の毛が折れた状態のままになると髪に負担がかかり、傷む原因にもなるため、注意しましょう。
寝癖を直した後にヘアケアをしたり、髪に負担がかからないようにヘアセットをするなど、工夫が必要です。
縮毛矯正後に寝癖がつく理由や翌日ついたときの直し方について解説
縮毛矯正後に寝癖がつく理由や翌日付いたときの直し方について、くわしく説明します。
そもそも縮毛矯正した髪に寝癖がつくのはどうして?
縮毛矯正した髪に限らず、就寝時に髪にくせがつくことは多いです。
寝癖の原因として考えられるケースは、次の通りです。
- 髪が濡れた状態になっている
- 長時間同じ状態で髪が曲がったままになっている
- 水分不足
- 髪が硬い・くせ毛傾向の髪質
まず、そもそも髪に寝ぐせがつくのは、髪が濡れた状態で就寝して自然乾燥したときにくせがつくケースが多いです。
髪は濡れると髪の毛の結合が緩まり、自然乾燥したときの形状で髪が再結合します。
そのため、濡れた状態で枕などの寝具に押し付けられた髪が曲がっていると、自然乾燥したときにその時の形に固まります。
髪が濡れたまま寝ると特に寝癖がひどくなるため、しっかり乾かしてから寝るのが大切です。
また、髪が乾いていても、長時間髪が曲がった状態でいると、就寝時の汗で濡れて寝癖がつきます。
とくに体が水分不足だと汗がべたつき寝ぐせがつきやすくなるので、注意しましょう。
寝癖は硬めの髪やくせ毛の方が寝癖がつきやすいので、縮毛矯正をかけて薬剤で硬くなっている髪やもともとくせ毛体質の人は就寝時に気をつけてください。
縮毛矯正が取れるわけではありませんが、寝癖を直すときには髪が傷まないようにしましょう。
縮毛矯正後に寝癖がついたときの直し方を解説
どれだけ気をつけても就寝時の寝相などによって、寝ぐせはつきます。
縮毛矯正をかけた髪に寝ぐせがついた場合、水で髪を濡らして直しても大丈夫です。
髪を濡らすとキューティクルが開いて髪がダメージを負いやすくなるため、寝ぐせ直しは手早く行うのが大切です。
寝癖を直すときのおすすめの手順は次の通りです。
- 水や寝癖直しで髪を濡らす
- 目の粗いブラシやクシで髪を梳かす
- ドライヤーの温風を髪の上から下に向けて当てる
- ストレートヘアを意識しながら完全に乾かす
- ヘアオイルなどで髪の毛先を中心に保護
以上が主な手順ですが、ヘアオイルは髪を乾かす前に使用するのもおすすめです。
寝ぐせ直しのミストやスプレーを使うときには、髪がべたつきすぎることもあるため、髪質や髪の状態を見ながら使用しましょう。
髪を熱しすぎると負担がかかりすぎるので、ドライヤーをなるべく髪から離したり、冷風を途中で使用するなどの工夫が必要です。
寝癖を直すときには髪が濡れた状態で放置しないのが大切!
髪のくせを直す場合、水でぬらすだけでもくせは取れます。
基本的に濡らして髪の結合を緩めてくせを取るだけでもいいのですが、そのままだと髪が傷みます。
キューティクルが開いた状態で放置することになるため、髪が乾燥したり、摩擦などによってダメージヘアになる可能性もあるため、注意しましょう。
また、濡らしただけだと寝癖は取れても髪がパサついたり、変なくせがついた状態で髪が固まることもあるので、おすすめできません。
寝癖を直すときには、素早く髪を乾かしてストレートヘアの状態に戻すのが大切です。
外ハネになって治らない?縮毛矯正後の寝ぐせ直しにアイロンって使ってもいいの?
縮毛矯正後の寝ぐせ直しにアイロンは使ってもいいのか、くわしく説明します。
縮毛矯正後の寝癖をきれいに直したいときはアイロンを使ってもいい?
髪があごよりも少し長い程度の髪型やレイヤーがしっかり入った短めの髪型だと、就寝時に髪の毛が折れやすくなり、寝ぐせがつくことが多いです。
しっかり外ハネになった寝癖を直す場合、ヘアセットも兼ねてアイロンで直したいと思うかもしれませんが、おすすめできません。
アイロンで加熱すれば寝癖で着いたくせは取れるのですが、とても髪に負担がかかります。
とくに縮毛矯正をかけてパサついている髪だと、アイロンの熱による負担が大きくなるのでやめましょう。
まずは水で濡らして乾かし、寝ぐせを取ってからアイロンは使うのがおすすめです。
大まかに寝癖を直した後のアイロンはOK!ただし使い方に注意
寝癖を直した後なら、縮毛矯正をかけた髪にアイロンを使っても大丈夫です。
ただし、縮毛矯正をかけた翌日だと髪に負担がかかりやすくなるため、とくに使い方には注意する必要があります。
髪を熱しすぎないように低温で使うだけでなく、プレートで同じ部分の毛束を長時間挟まないようにするなど、注意しましょう。
また、髪が熱で傷まないように熱ダメージを軽減できるヘアオイルを使用するのもおすすめです。
ヘアセットは髪に負担がかかることが多いため、アイロンを使うときには気をつけてください。
縮毛矯正をかけた髪の寝癖が直らないことってあるの?
サロンでこちらのような縮毛矯正をかけた後、寝ぐせが直らないことは基本的にはありません。
くせが直らない場合、髪の濡らし方が足りなかったり、直し方が悪い可能性が高いです。
髪の毛の根元をしっかり濡らしてから、毛流れを意識しつつブローをしてくせを取りましょう。
もし、くせ毛が直らないときには寝癖とは別の要因が考えられます。
縮毛矯正の失敗や直し方など要因を考えながら、ストレートヘアに戻しましょう。
また、くせ毛に戻ったり、寝ぐせが戻らないときには、美容師さんに相談するのがおすすめです。
無理やり直そうとすると髪に負担がかかるため、まずは寝癖の直し方を見直してみてください。
【寝ぐせ直しスプレー・寝ぐせ直しウォーター】縮毛矯正した髪についた寝癖の直し方のコツとは
縮毛矯正した髪について寝癖の直し方のコツについて、くわしく説明します。
縮毛矯正した髪に寝ぐせがついたら寝ぐせ直しのアイテムを使った方がいい?
寝癖がついた髪は縮毛矯正の有無とは関係なく、こちらのような寝ぐせ直しのアイテムを使うのもおすすめです。
普通の水だと髪に負担がかかることもあるので、最初から髪を保護するためにも寝癖スプレーや寝癖ミストなどを使ってみてください。
絶対に寝癖直し用のアイテムを使った方がいいわけではなく、持っていない場合には水でも大丈夫です。
寝ぐせ直し用のアイテムはスタイリング剤としての役割を持っているものもあるため、ナチュラルに軽く髪を整えたいときにもおすすめです。
寝癖は直した後が大切!パサパサな状態のままだと傷むことも
縮毛矯正をかけた髪は傷みやすくなっているため、寝癖を直した後はヘアオイルなどで保湿しましょう。
ヘアオイルを使用するときには、根元までべったりつけないのが大切です。
寝癖直し用のスプレーやミストは髪がべたつきづらく、寝癖を直しつつ、髪を保護しやすいのが特徴です。
髪に浸透しやすい成分で出来ているため、水よりも少量で髪の根元までしっかりくせを取りやすいのが寝癖直しスプレーのメリットになります。
保湿成分が配合されているのもあり、ブロー時に髪がパサつきにくいのもポイントです。
縮毛矯正をかけた髪に寝ぐせ直しのアイテムを使うときの注意点は?
寝癖直しのアイテムを使用する場合、商品によってはスプレーする量が多いとべたついてスタイリングしにくくなるので注意しましょう。
とくにドライヤーなしで寝癖を直したい場合、寝ぐせに直接スプレーできないと必要以上に髪に噴射してべたつくこともあります。
寝癖直し用のスプレーを使用するときには、しっかり寝癖がついている部分に噴射するのが大切です。
また、スタイリング成分が含まれているものも多いため、とくにヘアセットしたくないときには注意しましょう。
シリコンが入っているものもあるため、髪を休ませたいときにはあまり向いていません。
ただし、ブローやヘアアイロンを使用する前に使うと、髪を保護してくれる効果が期待できる商品も多いです。
しっかりヘアセットしたいときには、使い方次第で普通の水よりも髪を傷めずに済むので、利用してみてください。
つかない寝方ってある?そもそも縮毛矯正した髪を寝癖なくきれいに保つには?
縮毛矯正をかけた髪を寝癖なくきれいに保つことはできるのか、寝方とあわせてくわしく説明します。
縮毛矯正をかけた髪に寝ぐせがつかないようにできる?寝方のポイントは?
すでに説明したように、寝ぐせは髪の毛が折れた状態や濡れた状態だと怒りやすいため、完全に寝癖がつかないようにするのは難しいです。
くせのある髪質や硬めの髪質だと寝ぐせができやすいため、さらに難しくなります。
寝癖が完全につかなくするのは難しいのですが、つきにくくすることならできます。
髪を完全に乾かして寝るだけでなく、寝具で髪が曲がりにくいように枕を低くしたり、摩擦が起こりにくいようにヘアキャップを使用するのもおすすめです。
また、寝る時の姿勢は仰向けがおすすめで、横向きにならないように意識してみてください。
髪をしっかり乾かして寝るのは大切ですが、熱を持ったまま寝るとくせがつきやすいので、しっかり髪が覚めてから寝るのも大切です。
髪をしっかり乾かすことでヘアダメージの予防にもなる!
髪は濡れている状態で折れ曲がり、そのまま乾くと髪にくせがつきます。
寝癖がつきやすいだけでなく、髪が濡れたままだとキューティクルが開き、摩擦でのダメージを受けやすくなるので注意しましょう。
しっかり髪を乾かすだけでなく、水分を寝る前にしっかり補給しておきましょう。
体が水分不足になると髪もパサつきやすくなり、ダメージヘアにもつながります。
とくに就寝時には水分不足になりやすいため、水分補給を忘れないように気をつけてください。
髪が傷んでいると寝癖がつきやすい!縮毛矯正後におすすめなヘアケア方法を紹介
縮毛矯正後におすすめなヘアケア方法について、くわしく説明します。
縮毛矯正後におすすめなヘアケア方法とは
髪が傷んでいると髪が乾燥しがちなのですが、ブローをして一見乾いたように見えても完全に髪が乾ききっていないこともあります。
そのため、髪に余計な水分が残っていて寝癖がつきやすくなります。
また、髪が乾燥しがちでハリのない硬めの髪になっていると、寝ぐせがつきやすいです。
水分補給を就寝前に行うだけでなく、日頃からヘアケアをして髪の乾燥を防ぎましょう。
とくにおすすめなのが、シャンプーやトリートメントを使用した手軽なヘアケアです。
縮毛矯正でダメージを負った髪を保湿・補修することで、寝ぐせがつきにくい髪質を目指せたり、寝癖を直すときに傷みにくくなります。
髪が傷んでいると寝癖がつきやすい!洗髪後のヘアケアできれいな髪を保とう
髪を洗うときにシャンプーやトリートメントにこだわるのもおすすめですが、シャンプー後のヘアケアを行うことでさらに寝癖がつきにくくできます。
すでに説明したように髪が濡れていたり乾燥しがちだと寝癖がつきやすいため、ヘアオイルなどで毛先を軽く保湿するのがおすすめです。
ただし、ヘアオイルなどを髪につけすぎるとドライヤーで乾かしにくくなるので注意が必要です。
適切なヘアケアを行い、しっかり髪を乾かしてから寝ましょう。
寝癖を直した後が大切?縮毛矯正した髪が傷まないようにする方法を解説
縮毛矯正した髪が傷まないようにするためには、寝ぐせを直し方だけでなく直した後のヘアセットやヘアケアが大切です。
寝癖がついた髪はすでに負担がかかった状態になっているので、毛先をケアしたり、ヘアセットで髪が傷まないようにしましょう。
縮毛矯正は定期的にリタッチする必要があり、伸ばしていくほど毛先がパサついたり、傷みやすくなってきます。
日頃から髪に負担がかからないようにすることで、きれいなストレートヘアを保ちやすくなります。
縮毛矯正をかけた髪は寝癖がついても直せる!ただしダメージヘアには注意
サロンで縮毛矯正をかけた髪は、半永久的にストレートヘアのままです。
新しく伸びてきた部分の髪はくせ毛のままですが、寝ぐせがついても縮毛矯正をかけた部分ならストレートヘアに直せます。
もし寝ぐせがついてストレートヘアに戻らなくなったときには、縮毛矯正自体に失敗している可能性もあるので、美容院に相談しましょう。
また、縮毛矯正をかけてすぐだと髪が繊細な状態になっているため、寝癖を直すときには髪の扱いに注意が必要です。
髪が濡れた状態だとキューティクルが開いてダメージを受けやすいので、寝癖を直した後はすぐに乾かしましょう。
寝癖がつきやすい髪は乾燥しがちなことも多く、寝癖を直した後は保湿をしっかりするのもおすすめです。
今回解説したことを参考に、縮毛矯正後についた寝癖を直してみてください。
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