サロンで縮毛矯正をかけた場合、当日の繊細な状態の髪の扱いには注意が必要です。
扱い方を間違えるとサロンではきれいなストレートヘアでも、場合によってはダメージヘアになる可能性もあります。
では、縮毛矯正をかけた当日はどんなことに注意すればいいのでしょうか？
とくに初めて縮毛矯正をかける人だと、髪の扱いについて知っておきたいですよね。
また、注意ポイントだけでなく具体的な扱い方についても知りたいのではないでしょうか。
ほかにも、どうしても当日に髪を洗いたい場合やヘアセットをしたいときのポイントも知っておくと、髪を余計に傷めなくて済みます。
そこで今回は、縮毛矯正をかけた当日の注意ポイントや髪の扱い方、髪が濡れたときやヘアセットをしたいときの対処法について解説します。
Contents
濡らすのは？寝る時は？縮毛矯正をかけた当日の注意ポイント3つを解説
縮毛矯正をかけた当日の注意ポイント3つについて、くわしく説明します。
ポイント1.縮毛矯正当日はシャンプーを控える
サロンメニューの中でも、こちらのような縮毛矯正は髪への負担が大きいため、とくに施術直後は髪が繊細な状態になっています。
一見きれいな髪に見えても髪の毛の中はスカスカな状態になっていて、少し負担をかけただけでもダメージヘアになる可能性もあります。
縮毛矯正直後は薬剤の影響のせいで、ダメージを負いやすい状態です。
シャンプーは髪の汚れを取ってくれたり、傷んだ髪を補修・保湿する効果も期待できます。
しかし、逆にシャンプーの洗浄力によって縮毛矯正した当日だと髪が傷む可能性があるため、控えるのがおすすめです。
また、髪は濡れるとキューティクルが開いて傷みやすくなります。
縮毛矯正当日は髪をなるべく濡らさないようにするのも大切です。
ポイント2.ヘアセットはなるべく控える
縮毛矯正当日はシャンプーを控えた方がいいと説明しましたが、ヘアセットも控えるのがおすすめです。
ヘアセットでワックスやヘアオイルを使用すると髪がべたつき、シャンプーをしたくなります。
また、ワックスやヘアオイルを使ってべたついた髪を放置しておくと、髪が傷むこともあるため、スタイリング剤を使ったセットは控えましょう。
スタイリング剤だけでなく、ヘアアイロンやコテなど髪を熱する必要のあるアイテムを利用したセットも縮毛矯正直後はおすすめできません。
ほかにも、摩擦によるヘアダメージが心配なため、ヘアゴムを使ったセットも控えるようにしましょう。
ポイント3.髪が湿った状態で寝ない
シャンプーは控えた方がいいと説明しましたが、お風呂で髪が濡れた場合、湿った状態で寝ないようにしましょう。
髪を軽く結んでお風呂に入ると濡れることがあるので、その場合は優しく髪を乾かしてから寝るのがおすすめです。
ドライヤーの温風を上から下に向かって優しく髪に当て、手早く乾かしましょう。
このとき、髪が熱くなりすぎないようにドライヤーを離して使用するのが大切です。
洗い流さないトリートメントもだめ？縮毛矯正をかけた当日の髪の扱い方とは
縮毛矯正をかけた当日の髪の扱い方について、くわしく説明します。
縮毛矯正をかけた当日は髪が繊細な状態！当日の髪の扱いに注意
こちらのような縮毛矯正をかけた直後は髪が繊細な状態になっているため、ダメージヘアにならないように注意しましょう。
そのため、縮毛矯正当日には次のようなことを控えるのがおすすめです。
- 髪を濡らす
- 髪を汚す
- 髪を熱しすぎる
- 摩擦によるダメージ
髪が濡れたり熱しすぎたり、摩擦をかけすぎると、縮毛矯正をした直後はダメージヘアになる原因にもなるため控えましょう。
すでに説明したように髪が濡れるとキューティクルが開き、髪が傷みやすくなります。
髪が汚れると洗わなくてはいけなくなるため、当日の扱いには気をつけましょう。
髪が濡れないようにお風呂に入るには？
縮毛矯正後、お風呂で髪を濡らさないようにするには髪をゴムで縛るのがおすすめです。
この時、髪に引っかかりやすいゴムを使用したり、細めのゴムできつく髪を縛らないようにしましょう。
一度縮毛矯正をかけたらゴムの跡がついてもくせ毛には戻りませんが、髪が傷みやすくなります。
なるべくシュシュやシリコンゴム、スプリングゴムなど髪に負担のかからないゴムを利用し、髪をゆるく束ねるのが大切です。
また、もし髪を縛れるほど長くない場合には、シャワーキャップを使用するのもおすすめです。
自分に合った方法で、髪が濡れないように工夫しましょう。
アイロンはNG？ヘアオイルは？どうしても縮毛矯正当日にセットしたいときの対処法とは
どうしても縮毛矯正当日にセットしたいときの対処法について、くわしく説明します。
縮毛矯正をした当日にどうしてもヘアセットしたいときはどうする？
サロンで縮毛矯正をかける時間などによっては、当日にヘアセットしなければいけないこともありますよね。
その場合には、髪を傷めないように注意してセットするのが大切です。
ブローやヘアオイルだけでセットしたり、ワックスを少量だけ使うなど、髪をできるだけ汚さないように注意しましょう。
髪で結ぶときにはスプリングゴムを使ったり、ヘアセットの仕方を工夫することで、あまり傷めないで済みます。
もしワックスを使用してセットした場合には、軽くシャンプーをして手早く髪を乾かしましょう。
このとき、少量のシャンプーをお湯で泡立ててから使用すると、髪全体を均一に軽く洗いやすくなります。
ヘアアイロンやコテは髪が傷みやすいためなるべく控えよう！
どうしても髪をセットしなければいけないときでも、なるべくヘアアイロンやコテを使用するのは控えましょう。
ヘアアイロンやコテは髪に負担がかかりやすく、熱によるダメージだけでなく、プレートで挟むことで摩擦によるダメージもあります。
髪が傷みやすいセット方法のため、縮毛矯正をかけた当日は控えましょう。
また、翌日からもヘアアイロンやコテを使用するときには注意が必要です。
髪を熱しすぎないように低温に設定したり、髪をプレートで長時間挟まないようにするなど、注意しながら使用しましょう。
ゴムや帽子で髪に跡がついても直せる！ただし髪が傷むことも
縮毛矯正をかけると、失敗していない限り髪に跡がついても水などで濡らして乾かせばくせは取れます。
ゴムで縛ったり帽子をかぶって髪に跡がついても直せますが、髪が傷むこともあるため注意しましょう。
なるべく縮毛矯正をかけた当日は、ゴムできつく縛ったり帽子をかぶるのは控えるのがおすすめです。
どうしても髪を縛りたいときには、髪に負担がかからないようにゆるく結ぶようにしましょう。
また、帽子をかぶるときにもきつめに帽子を調節しないようにしたり、たまに脱いで髪が蒸れないようにしてみてください。
汗をかいた！雨が降った！予想外の状況で縮毛矯正当日に髪が濡れたときはどうする？
予想外の状況で縮毛矯正当日に髪が濡れた場合の対処法について、くわしく説明します。
縮毛矯正をかけた当日に思わぬアクシデントで髪が濡れたらどうする？
サロンで縮毛矯正をかけた後、大量に汗をかいて髪が濡れたり、雨が降って濡れることもありますよね。
その場合は、家に帰ってすぐに髪を乾かすのが大切です。
このとき、目の粗いブラシで髪を解いてから上から下に向かって温風を当てながら髪を乾かすと、負担がかかりにくいです。
また、髪を熱しすぎないように手早く乾かすようにしましょう。
髪の汚れが目立つときには、軽く髪を洗ってから手早く乾かしてください。
使用するシャンプーは洗浄力の弱いものにしたり、少しお湯でといて泡立ててから使用するのがおすすめです。
汗や雨は普通の水よりも髪が傷みやすい！縮毛矯正直後は注意
普通の水と比べて汗や雨は汚れていたり塩を含んでいるため、放置していると髪に負担がかかってダメージヘアになることもあります。
とくに汗のように塩分を含んだ液体をそのままにしていると、髪の毛がパサついてしまうかもしれないため、注意しましょう。
大量の汗をかいてそのまま放置しておくと髪が傷みそうな場合には、軽くシャンプーをするのがおすすめです。
ただし、縮毛矯正後の負担のかかった髪だと傷むことも多いので、優しく負担がかからないように髪を洗うのが大切です。
乾かすときにも髪が熱くなりすぎないように冷風を使用するなど、工夫しましょう。
縮毛矯正をかけた当日は髪の扱いに注意しよう！
サロンメニューの中でも縮毛矯正は髪に負担のかかる施術になるため、施術直後には問題がなくても、その後の扱いによってはダメージヘアになります。
当日の髪の扱いに注意することで、次のリタッチまできれいな髪を保てます。
とくにシャンプーは縮毛矯正直後だと髪への刺激が強いこともあるため、注意が必要です。
ヘアセットもワックスやアイロンで髪が傷むことがあるため、なるべく控えましょう。
縮毛矯正をかけた後にくせ毛に戻ることは基本的にはありませんが、もし髪が濡れたりヘアセットをしたことでくせ毛に戻った場合はすぐに美容院に相談してください。
くせ毛に戻るケースはそもそも縮毛矯正に失敗している可能性があるため、かけ直してもらうなどの対応が必要です。
また、髪が何らかの理由で濡れたときやどうしてもヘアセットしたいときには、なるべく髪が傷まないように対処するのが大切です。
今回解説したことを参考に、縮毛矯正をかけた当日は髪の扱い方に気をつけてください。
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