くせ毛をしっかり伸ばせる縮毛矯正はサロンメニューの中でも人気の施術ですが、髪に負担がかかりやすいということもあって扱いには注意が必要です。
とくに注意したいのか、縮毛矯正直後の扱いです。
縮毛矯正をしたばかりのときには、髪を結ぶのはNGなのか、髪を結ぶときには跡がつかないようなゴムを使った方がいいのか、気になる人も多いのではないでしょうか?
スプリングゴムなどのゴムなら、縮毛矯正直後でも髪をくくることができるのか、きになりますよね。
また、髪を縮毛矯正後に結ぶとどうなるのか、デメリットもしっかりおさえておくのが大切です。
デメリットを踏まえながら、どうしても縮毛矯正直後に髪を結ばないといけない状況になったらどうすればいいのか知りたいですよね。
そこで今回は、縮毛矯正した髪を結ぶときのゴムや、いつから結ぶことができるのか、施術直後に注意したいことなどをあわせて徹底解説します。
Contents
そもそも縮毛矯正後の髪はいつから結ぶことができる?次の日は大丈夫?
縮毛矯正後の髪はいつから結ぶことができるのか、次の日は大丈夫なのかくわしく説明します。
当日はNG!縮毛矯正後の髪はいつから結べる?
サロンメニューの中でも、こちらのような縮毛矯正は髪に負担がかかるため、施術直後は髪の毛がとても繊細な状態になっています。
薬剤が髪の毛の中で反応している状態だと、少しの刺激で髪の表面にダメージが出てきやすいので注意しましょう。
縮毛矯正直後に特に注意したいのが、ヘアセットと洗髪です。
ロングヘアだと髪を結びたい人もいると思いますが、施術直後はなるべく避けるのがおすすめです。
最低でも1日は髪を結ばないようにしましょう。
すぐに髪を結ぶと、とくにゴムでくくった部分の髪が摩擦で傷み、せっかくストレートにした髪の表面が傷んでざらつきが出たり、切れ毛になることもあります。
縮毛矯正後に髪を結びたいときには、なるべく髪の状態が落ち着いてからにしましょう。
心配なら次の日も結ばない方がいいの?
基本的には、こちらのような縮毛矯正から1日経っていれば髪を結ぶのも問題ないのですが、髪のダメージが心配なら48時間は結ばないでおきましょう。
意外とゴムで髪を結ぶヘアセットは結んだ部分に負担がかかりやすく、ダメージヘアになる可能性があります。
縮毛矯正をしていない髪でも傷むことが多いため、施術後はより注意するのがおすすめです。
また、縮毛矯正をした髪のダメージは自分ではわかりづらいため、一見きれいに見えていても実は傷んでいることもよくあります。
髪の扱いには十分に注意して、これ以上ダメージを進行させないのが大切です。
一度傷んだ髪は元の状態に戻すのが難しく、縮毛矯正後の髪のように傷みやすい状態になっているときには特に注意する必要があります。
縮毛矯正後の髪は繊細な状態!なるべく髪にくせがつかないようにするのがおすすめ
髪で結ぶだけでなく、縮毛矯正後の繊細な状態の髪にはなるべくくせがつかないようにするのが他おすすめです。
寝ぐせや髪をカールさせるヘアセットなどにも注意し、施術直後にはくせがつかないように工夫しましょう。
髪が濡れた状態だと寝癖がつきやすくなるため、お風呂から上がったときに濡れた部分はきちんと乾かしてから寝るのが大切です。
また、髪にくせがつきにくいようにするだけでなく、枕との摩擦で傷まないようにするのもおすすめです。
シルクのナイトキャップなど、髪に負担がかからないようなグッズを使うなど、いろいろな方法を試してみてください。
髪を結ぶ意外にも、ヘアアイロンやコテで髪にくせをつけてセットするのも基本的には避けましょう。
ヘアアイロンやコテは髪にくせをつけるだけでなく、熱で髪が傷みやすくなるのもデメリットです。
ゴムなどで髪をくくると縮毛矯正した髪はどうなるの?デメリットを解説
ゴムなどで髪をくくると縮毛矯正した髪はどうなるのか、デメリットについてくわしく説明します。
そもそも縮毛矯正した髪ってゴムでくくってもいいの?
縮毛矯正をした場合、基本的には薬剤が反応した後だと髪がくせ毛に戻ることはありません。
効果は半永久的なため、万が一くせ毛が元の状態に戻った場合には、髪を結んだことが原因ではなく、施術がきちんとできていなかった可能性が高いです。
縮毛矯正直後に髪を結ぶとダメージヘアになりやすいのですが、48時間くらい経ってからなら普通に結んでも大丈夫です。
ただし、髪は通常よりも繊細な状態になっているので、なるべくきつく結ばないようにしましょう。
髪をきつく結びすぎると、2日経っていても摩擦で髪が傷みやすいです。
ほかにも、結ぶときに使うゴムの種類に気を使ったり、結んだゴムを取るときに強く引っ張らないようにするなど、扱いには注意しましょう。
とくに髪にヘアワックスなどをつけていると余計に傷みやすくなるため、優しく扱うのが大切です。
また、髪を結んだ後にはしっかりヘアケアをして、髪がこれ以上傷まないように工夫しましょう。
ドライヤーは?アイロンは?縮毛矯正した髪のデメリットってある?
縮毛矯正は強めのくせ毛でもきれいなストレートヘアにできるのがメリットですが、デメリットもあります。
一番大きなデメリットは髪が傷みやすいことで、施術後は過度に髪を熱しすぎるとビビリ毛などを引き起こす可能性もあるため注意しましょう。
施術時にはきれいでも髪の毛の中は傷んだ状態になり、さらに刺激をくわえることで髪の表面にダメージが出てきます。
また、縮毛矯正は薬剤を塗布した後の放置時間やアイロンのかけ方などの工程が難しく、サロンメニューの中でも失敗しやすい施術です。
髪の根元まで薬剤を塗布してしまって髪の毛の根元が折れたり、塗布する時間が長すぎて髪に余計な負担がかかり、ビビリ毛や切れ毛になる人もいます。
アイロンを入れるときに髪がまっすぐになりすぎたり、反対にくせ毛がしっかりとれない失敗もあります。
他にも失敗例はいろいろあり、サロンの技術によってはきれいなストレートヘアにできずに失敗する可能性が高いため、注意が必要です。
施術に失敗しないためにも、事前に縮毛矯正が得意なサロンを探して予約するのが大切です。
縮毛矯正後の繊細な髪はどうやって扱うべき?傷まないようにするには
縮毛矯正後の繊細な状態になっている髪は、施術から翌日までは髪を結ぶだけでなくシャンプーをしたり、ヘアセットをしないようにしましょう。
また、汗をかくとストレートヘアが取れることは基本的にはありませんが、汗で髪が傷む可能性もあります。
汗で髪が傷まないようにすぐに汗を拭いたり、施術直後は汗をかかないように過ごすなどの工夫が必要です。
とくに夏や汗かきな人は注意が必要で、施術を受ける時間を夕方にずらしたり、施術後2日くらいは汗をかかないように運動を控えるのがおすすめです。
縮毛矯正をかけた髪はすでに傷んでいる状態になっているため、これ以上傷まないように注意するのが大切になります。
ヘアケアを念入りにしたり、髪が濡れた状態で放置しないようにするなど、髪を結ばない以外にも気をつけることはたくさんあります。
とくにヘアセットでアイロンやコテをよく使う人は、髪がなるべく傷まないように注意しましょう。
スプリングゴムなど縮毛矯正した髪の毛をくくるときにおすすめのアイテムは?
縮毛矯正した髪の毛をくくるときにおすすめなアイテムについて、くわしく説明します。
縮毛矯正した髪の毛は普通のゴムで結ばない方がいいの?どんなゴムがおすすめ?
髪が繊細な状態になっている縮毛矯正直後の髪は、普通のヘアゴムではなく髪になるべく負担のかからないゴムを使用するのがおすすめです。
最近おすすめなのがこちらのようなスプリングゴムという、プラスチック素材のスプリング上のヘアゴムです。
腕輪のような見た目をしているためおしゃれさもあり、しっかり髪を結べるのに跡が残りにくいゴムになります。
他にもシリコンゴムやヘアタイ、シュシュなど、髪に摩擦がかかりにくくて髪に触れる面積が大きめなものの方が髪に跡が残りづらいです。
跡が残りづらいゴムでも、なるべくギュッときつく縛らないように注意しましょう。
スプリングゴムってどんなゴム?特徴を紹介
こちらのようなスプリングゴムは、通常のヘアゴムのように一本のまっすぐなゴムではないため強度も高く、伸びづらくて切れにくいのもメリットです。
もしスプリングゴムが伸びたとしても、お湯を注いだ耐熱容器に入れるとスプリング部分が元の形状に戻ります。
ほかにも、ドライヤーを当てるなど、熱を加えて形状を戻せるのが特徴です。
ただし、熱しすぎるとゴム自体が傷みやすいため、やりすぎには注意しましょう。
また、きつく結ばなくてもきちんと結べるので、こちらのゴムも強く結びすぎないようにするのが大切です。
きつく結ぶとスプリング部分が伸びやすく、髪だけでなくゴムも傷む可能性があります。
跡がつかないゴムもだめ?縮毛矯正直後に注意したいこととは
縮毛矯正直後に注意したいことについて、くわしく説明します。
髪をゴムで結びたいけど縮毛矯正直後は跡がつかないゴムもだめなの?
スプリングゴムなど髪に跡がつきにくいゴムはいろいろありますが、縮毛矯正直後はなるべく避けましょう。
髪に跡がつかなくても、ゴムで結ぶときやゴムを取るときにどうしても摩擦で髪に負担がかかります。
縮毛矯正後に髪に跡がついても施術が取れることはありませんが、跡がつくくらいの髪の負担や摩擦での負担でヘアダメージの心配があるため注意しましょう。
髪に跡がつかなくても、縮毛矯正直後はなるべく髪を結ばずにおろした状態にしておくのがおすすめです。
ただし、縮毛矯正直後はシャンプーをするのも避けた方がいいため、お風呂に入るときにはゴムで軽くくくるくらいなら大丈夫です。
縮毛矯正直後はなるべく髪に負担がかからないように過ごすのが大切!
サロンメニューの中でもダメージが大きい縮毛矯正をした直後は、髪に負担がかからないように過ごすのが大切です。
髪を結ばないだけでなく、ヘアアイロンを高温で使うのを避けたり、洗浄力が強すぎるシャンプーを使わないようにするなど、髪をいたわりましょう。
とくに縮毛矯正を今後も繰り返し受ける予定の人の場合、次の施術までになるべく髪の状態を整えておく必要があります。
縮毛矯正は髪が傷みすぎているとかけられないこともあるため、髪の状態を整えるためにヘアケアをするなど日頃から意識して過ごしましょう。
施術直後は髪が繊細な状態!ただし、過度に注意する必要もない?
こちらのような縮毛矯正をした直後は髪が繊細な状態ですが、基本的にくせ毛の状態に戻ることはありません。
かけた部分は半永久的にストレートヘアのままのため、髪に負担はかかっている状態ですが、過度に注意する必要もないです。
とくに髪を結んだり、寝ぐせでくせがついても戻ることはないため、もし髪にくせがついたときには慌てずに髪をもとの状態に戻しましょう。
過度に注意する必要はありませんが、くせを戻すときには髪が濡れた状態のままにしないようにしたり、ブローの際に熱しすぎないなど髪を傷めない工夫が必要です。
髪を結ぶ意外に縮毛矯正後に気をつけたいポイントはある?
縮毛矯正後に髪を結ぶ意外に気をつけたいポイントについて、くわしく説明します。
縮毛矯正をした直後に髪をくくる以外に注意したいポイントってある?
施術直後の髪が繊細な状態になっているときに注意したいポイントは、次の通りです。
- ヘアセット
- 洗髪
- 汗
まず、施術後はなるべく髪をセットしないようにしましょう。
髪を結ぶだけでなく、ヘアセットでアイロンやドライヤーを使用すると髪が傷みやすくなります。
また、ワックスなどのスタイリング剤を使用すると髪を洗いたくなるため、なるべく避けましょう。
ヘアオイルやバームで毛先を少し保湿するくらいならいいのですが、つけすぎると髪のべたつきの原因になるため、使い方に注意するのが大切です。
縮毛矯正直後は洗髪しない方がいいのですが、もし髪が濡れたらきちんと乾かしましょう。
髪が濡れている状態だとダメージヘアになりやすいだけでなく、寝ぐせがつきやすくなります。
髪が濡れたらすぐに乾かした方がいいのですが、ドライヤーの温風で髪を熱しすぎないように気をつけてください。
最後の注意点が汗で髪が傷まないようにすることです。
汗かきの人だと夏に縮毛矯正をかけた場合、日中の気温が高い時間帯だと、サロンから帰るときに汗をかいて髪が濡れた状態になることがありますよね。
縮毛矯正が取れることはありませんが、汗で髪が傷んだり、シャンプーをしたくなるような状況を避けるために、なるべく汗をかきにくい時間帯に施術を受けるのがおすすめです。
シャンプーはいつからOK?縮毛矯正後のヘアケアはどうする?
縮毛矯正をした後はヘアケアに力を入れた方がいいのですが、当日のシャンプーは避けましょう。
ゴムと同じようになるべく1日は洗髪しないようにしつつ、心配な時には2日くらい洗わないでおくと安心です。
ただし、夏などの汗をかきやすい時期だと髪を洗いたくなると思うので、1日だけでも大丈夫です。
また、施術直後の洗髪をできない時期には、ヘアケアに使用するアウトバストリートメントもつけすぎないようにしましょう。
アウトバストリートメントをつけすぎると髪がべたつき、洗いたくなることが多いです。
どうしても髪を洗いたいときには、ドライシャンプーを使用するのもおすすめです。
仕事でどうしても縮毛矯正した髪を結ばないといけないときはどうする?
どうしても縮毛矯正直後に仕事で髪を結ばないといけないときにはどうするのか、くわしく説明します。
縮毛矯正直後の髪を仕事で結ばないといけないときはどうする?
仕事などで、どうしても縮毛矯正直後の髪を結ばないといけないこともありますよね。
その場合には髪を結んでも大丈夫ですが、なるべく髪に負担がかからないように軽く結んだり、跡がつきにくいゴムなどを使用しましょう。
とくに髪を強く結ばないように注意し、軽くくくるくらいにするのが大切です。
長時間髪をくくらないといけないようなら、たまに結び直すなどして髪に跡がつきにくくしましょう。
ただし、ゴムを取るときに髪に摩擦がかかるため、優しく取るようにしてみてください。
なるべく縮毛矯正は翌日も髪を結ばないでいいときにかけよう
縮毛矯正は翌日まで髪の扱いには注意しないといけないため、なるべく翌日が休日の日にかけるなど、髪を結ばないといけない状況を避けるのが大切です。
施術後に予定を入れるのもなるべく避け、髪のセットが必要ないようにするのもおすすめです。
また、夏のように汗をかきやすいときには髪を洗いたくなりやすいため、できる限り予定を入れないようにしましょう。
翌日なら髪を結んでもあまり問題ありませんが、当日はとくに注意してください。
縮毛矯正直後はなるべくゴムなどで髪をくくらないようにしよう!
サロンメニューの中でも縮毛矯正は髪に負担のかかりやすい施術のため、少しの刺激で髪の表面にダメージが出てくることが多いです。
とくに縮毛矯正直後は繊細な状態のため、なるべく髪をゴムなどでくくらないようにしましょう。
縮毛矯正から48時間くらい経ったら普通にヘアセットしてもいいのですが、ゴムできつく結ぶと髪が傷むことがあります。
ゴムで結んだ部分が摩擦で傷む可能性があるため、スプリングゴムなどの負担のかかりにくいアイテムを使うのがおすすめです。
また、ヘアアイロンやドライヤーの熱でも髪は傷むため、温度を高く設定しすぎないようにしたり、長時間の使用は避けましょう。
ヘアセットやドライヤー後にはヘアケアをして、なるべく髪の状態を整えるのも大切です。
今回解説したことを参考に、縮毛矯正後の髪をきれいに保ちましょう。
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